部屋を探す時期に関して、おすすめなのは「5月から8月」です。
シーズンごとのメリットとデメリットをまとめました。
1月~4月
1月から4月は繁忙期です。
この時期には、就職や進学などで一人暮らしを始める人が多くいます。
また、3月は契約更新の時期でもあり、引越し需要がピークになります。
メリットとしては、引越しをする人が最も多いので、物件数が一番豊富です。
人気のある物件を探している場合は、この時期に探すと見つけやすいでしょう。
また、新築物件もこのシーズンにたくさん登場します。
デメリットとしては、人気のある物件は競争率が高く、スピードが求められます。
迅速に決断しないとすぐに埋まってしまうため、じっくり探す人には向いていません。
また、引越し需要が高いため、家賃交渉などに応じてもらえない場合がほとんどです。
さらに、引越し業者も予約が取りづらくなりますし、料金も閑散期よりも高くなることが多いです。
この時期の引越しのコツやポイントは以下の通りです。
– いい物件を見つけたら、すぐに決断しましょう。
内見に行く際には身分証を忘れずに持参してください(部屋を確保するために必要です)。
– 新築物件やリノベーション物件を狙う場合は、早めに「完成予定」の情報をチェックしましょう。
– 学生の方ならば、4月からの入居が早めに予約できる「学生専用マンション」を選ぶこともおすすめです。
– 引越し業者や配送業者の予約は早めに取るようにしましょう。
5月~8月
5月から8月までは、需要が低い時期です。
一方、4月は、転勤などによる需要もあるため、まだまだ引越し需要が高い時期です。
しかし、4月後半から需要は落ち着いてきます。
閑散期であるからといって、家賃相場が下がるわけではありません。
ただし、空室を埋めるために、礼金ゼロやフリーレントなどの特典をつけた物件が増えてきます。
また、7月から8月は特に引越し人口が少ないため、引越し費用も繁忙期に比べて大幅に下がります。
ただし、物件の数は少なくなるので注意が必要です。
また、この時期の引越しは暑くて大変なこともあります。
さらに、エアコン業者は逆に繁忙期になるため、自分でエアコンを取り付ける場合は早めに手配する必要があります。
お引越しの際のコツやポイントは以下の通りです。
まず、じっくり検討できるシーズンではありますが、条件のいい部屋は即決が鉄則です。
安く引っ越したい場合は、礼金ゼロやフリーレントがついた物件に注目しましょう。
9月~11月
9月から10月にかけては、第二の繁忙期となります。
この時期は、企業の人事移動や結婚式が多いため、引っ越しの需要が急増します。
また、11月になると、新たな引っ越しシーズンに向けて新築の情報が次第に出てきます。
気温も適度で天気も良い10月は、引っ越しに適した季節と言えます。
物件の数も繁忙期ほど多くはありませんが、いくつかの選択肢が出てきます。
更新期限が迫っている方は、11月から12月の混雑しない時期に物件を決めてしまうのがおすすめです。
これによって、更新の心配から解放されます。
一方、9月から10月は転勤の多い時期であり、引っ越し料金がやや高めになる傾向があります。
また、不動産業者も忙しくなるため、家賃交渉が困難になることもあります。
まとめ
もしも実家に住んでいるなどの理由で引っ越しの時期を自由に選べる場合は、引っ越しの費用を最も抑えるためには、閑散期である「5月〜8月」に引っ越すことがおすすめです。
この時期は需給のバランスが取れており、引っ越し業者も割引価格を設定していることが多いです。
一方、時間をかけてゆっくりと物件を探したい方には、繁忙期を避けて「11月〜12月」に探すことをおすすめします。
この時期は引っ越しの需要が低く、物件の空きが比較的多くなる傾向があります。
そのため、じっくりと探し回って条件に合う物件を見つけることができるでしょう。
一方で、人気のあるエリアで物件の空きを待ちたい方には、「1月〜4月」の時期に即決することをおすすめします。
この時期は引っ越しの需要が高まるため、人気のあるエリアでも物件の空きが減少します。
そのため、早めに決断をし、競合他者よりも優先的に好条件の物件を手に入れることができます。
以上のような時期ごとの特徴を考慮して、引っ越しの計画を立てると良いでしょう。
引っ越しの費用を節約したい方や理想の物件を見つけたい方にとって、適切な時期を選ぶことは大切な要素です。
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